3Dプリントしたものに鬼目ナットを埋め込む方法

プリントした複数のパーツを接合する時に、ねじ止めをしたいときがある。そんな時、鬼目ナットを加熱してプリントに埋め込む方法がある。この方法は便利なのだが、加熱した金属(鬼目ナット)をパーツに埋め込むのでパーツの変形が問題になる場合がある。パーツの変形を起こしにくい形状について考察した。

M4の鬼目ナットを3種類の円筒形状に熱挿入する。円筒の肉厚は左から1.0mm,1.5mm,2.0mm。

今回は鬼目ナットAタイプM4を使用。サイズは、円筒部Φ6、突起高さ1.00mm(突起頂点の円周Φ8)。


肉厚が薄い方が円筒部の変形が大きかった。

鬼目ナットAタイプのM4の場合、円筒部の変形は肉厚2.0mmが一番小さい。

M4とはの異なるサイズの鬼目ナットに適応する時の目安としては、鬼目ナット突起部高さの2倍以上の肉厚があると良いと考えられる。

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